[ゆず]

去年の「クリスマス〜」は小田さんがひとりで「夏色」を
かなりいっぱいいっぱいの声で歌ってたのをワンフレーズだけ聞きました。
まさか今年来るとはな〜とか思いました。
出るときは一気にテレビ出ますね。（笑）もっとちまちま出ればいいのに。
あ、一気に休みが欲しい派なんですねきっと。分かりました（笑）

そしてゆずがトップバッターで（多分若手だから）まずは登場。

小田「僕とは二回り以上も違います。若いです！ゆずです！」


一応笑顔で四方八方に礼をしながら二人歩いて登場。
握手の仕方が非常に男らしくて素敵なのですが、いすに座ってから二人ともそわそわ。
とくに岩さん、椅子に座りなおしすぎです。目泳ぎすぎです。眉しかめすぎです。
「もう帰りたいオーラ」でてますよ。（笑）
落ち着かないのは分かるけどね、ちょっとだけ我慢してね（笑）
仁さん、そんな無理して笑わなくてもね、大丈夫。緊張笑いなのが見てとれる・・・お疲れ。

小田さんが二人をそれぞれ紹介して「お願いします」とご挨拶。


小田「あの、きみら」
岩沢「はい」
小田「他局だけど（笑）ヘイヘイヘイとかそういうのに出たことはあるの？」
ゆず「・・・は、ないです（そろって・笑）」
小田「あ、ないのね。…あっさり！（会場も笑）じゃTBSにも出たことないの？」
北川「えー・・・と」
小田「あ、テレビ出たことないの？」
北「歌番組は出たことないです。はい」
小田「今日は『ゆずが遊びに来てくれた』という事実を大切にしたい、と。ね。（笑）」
（会場＆北川。拍手）


そして小田さんは横浜のゆずが育った区の隣の区で生まれ育ったそうで。
そこから路上ライブの話に。

小田「彼らは横浜での路上ライブからスタートいたしまして、
　　　　そういうめぐまれない環境といいますか（笑）」
（会場・笑/ゆず・苦笑）
小田「失礼ですね。いくら後輩とはいえどもそんな失礼なことはね（笑）」
ゆず「いやいや・・・（笑）」

失礼ですよ（微笑）
でも別にめぐまれてないわけじゃなくてむしろ「路上」でやってたからこそ「ゆず」じゃないの？と
私は思うんですが。どうですか。


そして小田さんが無理やりゆずを持ち上げる。
「わかい人たちに夢を与えてきた」「みんなゆずを目指して・・・」
「もし僕がこの年で路上ライブなんてやったらすぐいじけちゃいますね」
だそうです。誉めてるのか？（笑）


そして金がなかったから路上で歌い始めた、とか
煮詰まることはなくて楽しかった、だとかお決まりのトーク。

そしてその流れで最後の路上で7000人集まったと悠仁がいうと
小田「えっ！！？？7千人ておい！俺2〜300人かと思ってたよ（笑）
　　　　ケタが違うじゃないか。かっこいいなぁ」

軽く失礼ですよ（微笑）

その次に
小田「二人って仲良いの？」
ゆず「っ・・・・・・・・・・・」
岩「それはまぁ・・・」（会場・小田。笑）
小田「あはは。余計なこといっちゃった（笑）
　　　いや、でもやっぱり喧嘩するようじゃなきゃだめだよ」
岩沢「そうっすね。でも、もともと仲は良くなかったんですよ、本当に（きっぱり）」
小田「そりゃ、仲悪いんだ・・・」
岩沢「わるいぃー・・・？」
北川「（すかさず）最近良くなってきました」
岩沢「あ、そうっすねぇ。もとは、もとは悪かった」
小田「もう話してるとキリないよ（笑）」（会場・ゆず・爆笑）


なんで？？聞かせてよ。というかバカップルの匂いを感じたのか？（笑）
まぁあんだけラブっといて仲悪いとか言われてもね（笑）


そして「夏色」。
小田さんはこの前ゆずのライブに行ってこの曲を見て驚いたらしい。
まぁあんだけ盛り上がってりゃ年の人は辛いですよね（毒舌）

小田「今日はそのときに負けないくらい折角だから盛り上がりたい（会場・沸く）」

無理です。（きっぱり）
この会場でこのメンバーで、越えるくらい盛り上がれるわけがない。（笑）

この曲ね、すっごい貴重映像だったんですよ！
まず、ゆずが座り弾き。（初めて見た。何度かイベントとかではあったらしいけど）
そしてなんと、悠仁がギターーーー！！
かなりびっくりしたYO!!!初めて夏色ギター悠仁を見た！！！

（でも思うんだけど紅白もこのパターンでくる気がする）
（だって時期ごとにパターンあるじゃない。ふたり秋味の贈る詩スローバージョンとか）
（予測＝ギター夏色＆濃　な気がするよ。紅白）


そして小田さんに関しては一言。
辛そう（笑）
テンポ速いですか？ライブなんてもっと早いですよ（嫌味・笑）
そして悠仁が「小田さんｖ」て優しく呼びかけてるのに限界らしくとくに何も言わず。


なんかゆっくりめで一言一言をかみしめて歌ってる感じでした。
勝手が違うのか二人とも緊張して歌ってました。新鮮。
小田さん声高いから多分真ん中でハモってるんでしょう。


そして打ち合わせのVTRを流す。
渋谷のTAD POLEスタジオでの3人での打ち合わせの様子。
格好は
（北川）最近仁さんお気に入りのダテ（多分）眼鏡にボアつきのコートにキャスケット（帽子）。
中は黒の上着に白いシャツ。ジーパン。
カバンはSASAバスケクラブのもの。それにギターを持って「どうも、ごぶさたしております」。
礼儀正しい。こーゆうとこ好き。
（岩沢）んーと。ギター持って黒の上着。中は黒のパーカー、白いシャツ。
ジーパン。散髪したらしく前髪が可愛い。ていうか可愛い（しつこい）

そして小田さんがギターのカッティングのタイミングなどを確認。
んで夏色の歌合せ。うわ、歌いにくそう。頑張れ岩沢！
悠仁声デカいというか低いから飛び出てるYO（笑）
ていうか仁くん、帽子取ったほうがよろしいんじゃないだろうか。
失礼に当たるし。頭ムレるしNE。


そして小田さんから「一曲、3人で簡単な曲を作ろうと思う」との発言。
みんなへのクリスマスプレゼントだって。
小田「賛成していただけますか？」
北川「賛成です。（挙手）よろしくお願いします」（小学生ですか。可愛い）
岩沢「あ、はい」


決めたはいいが作曲が進まない。萎縮ゆず、黙ってギターで曲作り。
小田「〜〜（ギター弾きつつ）♪よし、Bメロこうしよう。俺決めていいか？（笑）」
ゆず「あ、ハイ」
小田「〜〜（メロディ口ずさむ）♪いいっすかこんなもんで？」
北川「すごいイイ感じ」

本当ですか？（確認）なんか遠慮してるYO!
そして悠仁歌って岩さん聞いてる映像（ラブラブじゃん）

そして曲も出来かけて
北川「ラララ〜〜♪（チャーン）」
小田「ここで終わっちゃってもいいし」
北川「あ、ハイ」
小田「もっかい入れてもいいし」
北川「あ、ハイ」

先生に教えてもらう生徒みたいな返事ですね。（爆）
（まぁ「ハイ」しか言えないですよね。）

そして暴君ぶり！

小田「じゃ、君ら歌詞考えなさい」
ゆず「あはは！・・・分かりました」（笑顔）

そして素直に詩を書くゆず。
いいの？？それでいいの？？？（笑）

岩さんが一生懸命消しゴムで消して、悠仁の方（小田さんか？）をチラリと見るのが可愛いよー。


お互いそれぞれ作ってるも、小田さんがまたもや暴君ぶりを発揮。
小田「最初の言葉を見つけようぜ。最初の言葉で感動させようぜ」

ゆず軽くシカト。（笑）
いや、いま歌詞考えてんだから話しかけないで（笑）

そしてサビの案
小田「この歌は僕から君たちへ〜〜、贈り物みたいな。どうすか。そんな感じ」
（ゆずそれぞれなんか書いてるのか聞いてるのか知らないけど特に構わず）
北川「良いっス」

ホントに！！！？？？（笑）
さっきからその台詞が多いし腰が低いよ！
会社の社長と話してる平社員みたいだよ！（笑）


そして「贈り物」という言葉を入れたいけど曲に合わせられないと悩むと
岩沢「最後Eマイナーもう一個増やすと「贈り物」が入りますけど」
とアドバイス。

謙虚すぎ！（笑）
もっと攻めていいYO!!（笑）
やっぱ岩ちゃんのギターの音は綺麗で上手いよーー。すごいよなぁ。

ようやく曲が出来ました。
岩沢「タイトルとかはあるんですか？」
小田「タイトル、お前らで決めとけよ」

ええええええええええーーーーーーーーーーーー！！
暴君にも程があるだろーー（笑）

ゆず「ええぇーー（笑）・・分かりました（笑）」
二人で話そうとしてるのが可愛い（悦）

VTRが終わり会場の映像。
岩ちゃんの笑顔が可愛い（無理してるんだろうけど）

そして題名の発表。
めずらしくリーダーでなくサブリーダーが発表。

岩沢「題しまして

『クリスマスの約束』」

会場バカウケ。悠仁「よくやった」顔で拍手。


小田「いやー一本取られたというか・・（脱力）良いんじゃないですか」
岩沢「良いですか？大丈夫ですか？僕ら考えたタイトルなんですけど。（笑）良いですか？」
北川「オリジナルです（自信満々）」

いや、パクリです。

この人らお笑いですか？（笑）非常におもしろい（笑）
いちいちオチ狙わなくて良いから（笑）

そして「クリスマスの約束」へ。
すごいいい曲です。いい曲です。かなりいい曲です。
もう一回言いましょうか？いい曲です（しつこい）

悠仁さんメインで小田さんメインもあります。
岩さんメインがないのがさみしい。

Aメロ好き。綺麗事で終わってない感じで。

ほんとハーモニーが最高に良いです。
3重奏なんて新鮮だし。小田さんの声が透き通ってるから綺麗に聞こえるのかな。
上手いよ。すごいいい歌だよ。悠仁も上手いよ。
すごいいい曲だよ。CD化しないかなぁ。

最後の「メリークリスマス」のとこで岩さんが小田さんの方を見てあわせてるのがなんかきゅんと来ました。
本当にいい曲でした。



[桜井和寿]

最初からVTRが流れて小田さんと桜井さんの打ち合わせから。
お召し物はピンクのシャツにジーパン。

「タガタメ」を桜井さんが歌いたいと言ってきたことに対し、小田さんが
「やるべきじゃない。ああゆう曲は１２０％伝わって初めて意味がある」と意見。
要するに「クリスマスだし何もわざわざ裏側に目をむけなくてもいいじゃないか。
夢見て笑っていようじゃないか」というような事が言いたいんだと思う。

でも桜井さんは「メッセージなんて伝わるべきだとは思っていない。」と。

多分「この曲に込めたメッセージを分かってもらおうとするのではなく、
この曲によって戦争だったり平和だったりについて少しでも考えてもらいたい」的な
事が言いたいんだと私は解釈してます。

そして「メッセージを投げたことで偶然を変えられる」と意見。
「次来る偶然を変えられると思っている」
多分戦争だよね。今もうすでに戦争が起きてるけど、過ちに気づいてくれ、と。
二度と起きないで欲しい、と。こうして笑ってクリスマスを迎えている一方で
飢えやテロにおびえてる人たちがいることを忘れるな、と言いたいんだろうね。

でも小田さんはとにかく楽しくしたくて。光の部分を強調したい。
桜井さんは楽しいことの裏側、陰の部分に目を向けるべきだ。
と対立してる。

私はどちらも正しいと思うのです。うまくいえないけど。

そして二人での音あわせ。
桜井さんから「言葉にできない」を「タガタメ」につなげたいとの提案。
桜井さんは他人にあまり干渉しないように見えていたけど、実は他人のことをよく見てて。
そして分かり合いたい、と思っていて。すごく誠実な心をもっているんだなぁと思いました。

ステージでのトークで、桜井さんが小田さんの歌い方が良かったと誉め返し。
息継ぎが多くちまちま切って歌うのが良いと小田版「HERO」のマネっこ（笑）
友達の結婚式でもこの歌で歌いました、だって。
トゥモローネバーノゥズもマネっこ。微妙。（笑）

そして桜井さんの「アーティスト」観の話。
曲や詩や歌い方で「こんなものを作りたい。モノにしたい」という気持ちはあるけど
尊敬するアーティストやあこがれ、目標のアーティストはいない、と。
アーティストも一人の普通の人間であって、その人まるごとに憧れることはないそうです。

なんていうか。
自分の世界をしっかり持っていて、だからここまでこれて皆に認められているんだろうなぁと思いました。

そしてこの日のステージは本当に素晴らしいものでした。
久しぶりに桜井さんの歌声を聞いた気がしました。
やっぱり上手い。桜井ワールド。

曲目としては、
「言葉に出来ない」から「タガタメ」。
そして「HERO」。

「タガタメ」は初めて聞いたんですけど（ラジオで聞きそびれた）
なんか、小田さんが迷うのも無理はないと思ったなぁ。
考えさせられる曲で、やっぱりここで歌うことにしてくれて良かったなぁと思いました。

「HERO」はけっこう好きな曲で、Aメロがすごく好きです。

『例えば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして
　僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ』(by HERO)

とにかくココが心にズンときます。


ただ、小田さんの歌い方をマネして歌ってるんだろうけど
まどろっこしいので普通に歌ってくれるほうが好きです。（笑）

ゆずとはまた違うよさがあって。
ゆずも舞台裏で聞いて感動してるんだろうなぁと思いました。



[まとめ（＆小田和正）]

ゆずと桜井さんが出るということで盆と正月といったことで喜んでおりましたが、
いざ見てみたら小田さんの人となりがちょっぴりショックでした。
声と歌だけ聴いているともっとおとなしく謙虚でいい人かと思ってたら
あはは！！けっこうな横暴ぶりで！！しかも嫌味っぽいし（笑）
去年は歌とMCだけだったからここまでとは気づきませんでした。（笑）
でも歌と声は好きですよ。声高くてすごいなぁと。「キラキラ」好きだし。

そしてなにより「言葉に出来ない」。
これは私が大好きな曲で。大好きランキングトップ3には入るね。
CMで使われていたじゃないですか。（明治生命だっけ？）
あのCMを見たときから涙が出そうになって、「なんていい曲なんだろう」と思いました。

『あなたに会えて　本当に良かった
　嬉しくて　嬉しくて　言葉に出来ない』(by 言葉に出来ない)

こう言える相手に出会いたい。
そして、こう思われる自分でありたい。
聞くたびにそう思っています。名曲です。

と、ここまで小田さんを一応（え）誉めておきましたが
ただひとつ言ってみたいこと。

来年からまたゲスト来なくなるんじゃなかろうか・・・
少なくともゆずと桜井さんは来ない気がしないでもない（えーーー）
分かりませんがね。私だったらちょっと出たくないかもNE（笑）



長くなりました。
ここまで読んでくれてありがとうございました。


2003,12,25 Promise of X'mas